子育て 新生児の体重が増えない時の対応
初めての子育て分からない事ばかり、3時間ごとの授乳どの位与えれば良いのか毎回迷いながらの授乳、体重が増えた、減ったと悩むお母さん長い子育ての始まりです。
新生児の体重が増えづらい原因
初めての出産分からない事ばかりですね、体重の増減が有り心配していませんか。
新生児の体重減少は五日位で収まり、体重減少の原因はお母さんのお腹にいた時の老廃物が外へ出て行く為になります。食べ物や体調の変化で体重が増えない時も有りますが、いくらミルクを飲んでも体重が増えないと悩む必要はありません。
生理現象が収まる頃には、一日約30g位ずつ増えて行く様ですが一ヶ月トータルして700g~1,000g位を目安なのですが個人差が有るので大まかに覚えて下さい。
新生児・生理的体重減少が終わっても体重が増えない理由はナニ
生後1週間過ぎても、体重が増えない時何かの原因がある可能性がある為に、注意し赤ちゃんの行動を確認して下さい。
◆ミルク・母乳を楽しんでしっかりのんでいますか
⇒母乳の出方は十分に出ていますか母乳の出方が少ない時は、ミルクを足して赤ちゃんに飲ませ様子見をしましょう。
⇒新生児の授乳は2時間~3時間ごとと言われている為寝ていれば起こして授乳をする必要があり起こし方によっては、むずいて授乳が出来ない事が有ります。上手に起こし授乳を行って下さい。
眠りには、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)の二種類の睡眠が有り、レム睡眠時に起こすのが理想的です。
レム睡眠の見分け方は、手足が動き、口をもぐもぐし、目がうつろに動いている時です。
新生児が起きない時の起こし方はレム睡眠に、ゲップさせる・足裏を押したりくすぐる・ほほをつんつん触ってみる等どうしても起き切れない時は沐浴させる事も効果的です。
◆身長の伸び具合はどうですか
⇒新生児の授乳は体重を増やす時と身長を伸ばす時の二つの働きをします。お母さんは赤ちゃんの身長と体重を1週間に一回測定し順調に身長が増加していると今は身長を伸ばすのに授乳を使っているのだと思って下さい。
新生児期の赤ちゃんの授乳は飲ませるだけ飲み、疲れたら飲むのをやめるの繰り返しですが、2ヶ月頃から自分の意思で飲み始め、お腹がいっぱいになった時点で飲むのを止めます。
急にミルクの摂取量が少なくなっても、体重・身長が増えていれば問題有りません。
粉ミルクのパッケージの量はあくまで、目安の為参考程度にしておいて下さい。
粉ミルクのパッケージの量以上に欲しがったら、納得するまで上げて大丈夫です。与えすぎよる肥満と関連性は少ないのですが、与えすぎると体重が増え肥満傾向になりますが歩く様になると体が締り気にならなくなる赤ちゃんも結構いる様ですが、体重の増減は個人差が有るので、お母さんうまくコントロールお願いします。
母乳やミルクを上手に飲めているか確認しましょう
新生児に母乳やミルクを十分与えているのに体重が増えない時、口横からこぼれていないか確認し赤ちゃんの口元よりこぼれている時は、赤ちゃんの抱き方を変えて見る、クッションを使って見る等工夫しこぼれる量を極力抑え赤ちゃんに与えると体重が増える事になります。
哺乳瓶を嫌がっていませんか
くちびの穴の種類は3種類あり丸穴・クロスカット・スリーカットが主な種類になります。
丸穴の哺乳瓶のちくびは、月齢によるサイズ変更が必要となりますが、クロスカット・スリーカットは赤ちゃんの吸う力よって出る量が変化するので月齢による変更の必要は有りません。
丸穴くちびは、新生児の時と1ヶ月後3ヶ月後6か月後にて丸穴の大きさが違い又ちくびは、消耗品の為1ヶ月位を目途に交換がお勧めです。
生後2ヶ月位からのくちびはスリーカットがお勧めで、ミルクの出方を赤ちゃんがコントロールしやすく出来ていて、同じくクロスカットも生後2ヶ月位からのお茶や果汁を飲ませる時に適しています。
◆ミルクの出が弱い時
赤ちゃんがミルクをすってもミルクの出方が弱い時は、哺乳瓶のふたを少し緩め中に空気が入り哺乳瓶の脇よりミルクがにじまない程度の締め具合に調整し直し、それでもミルクの出方が弱い時は、くちびの穴が詰まっているか劣化なので別のちくびと交換し赤ちゃんのストレスにならない様工夫しましょう。
◆ミルクの出が強い時
赤ちゃんのミルクを吸う力とくちびのサイズが合わない時に起きる現象で、思いがけないミルクの量にむせてうまく飲めない事が有り、この時くちびのサイズを1ランク下げてみると落ち着く事があります。
◆くちびの材質
くちびの材質は、ゴム製・イソプレンゴム製・シリコン製の3種類があります。
シリコン製は透明・弾力が有り、においが無いのが特徴ですが、少し硬い性質が有り、吸う力の弱い赤ちゃんはフイットしなく嫌がる事が有ります。
ゴム製とイソプレンゴム製は、黄色く柔らかいお母さんのくちびに似ていますが、ゴム臭さが有るので、嫌がる赤ちゃんもいます。
室内温度の確認
新生児は体重に比べ体の表面積が多い為体の熱が奪われやすい構造になっていて、放熱や発熱等の体温調節機能を担う自律神経の発達が未熟な状態で気温の影響を受けやすくなるので注意が必要です。
母乳やミルクを飲んでいるのに体重が増えない時、室内温度の確認が必要で室内温度が18~23℃度前後、湿度40~60%に調整済みか確認しデリケートな新生児の為室温は高めに調整しましょう。室温が適切で、赤ちゃんの手足は冷たくても、あせをかいている時は温め過ぎとなります。
「遊び飲み」が始まったら
今まで一生懸命にミルクを飲んでいた赤ちゃんが、気が付けばキョロキョロと周りを気にしながら一向にミルクが減らない、母乳を吸ってくれない状態を「遊び飲み」と言い赤ちゃんの成長と共に発生します。早い赤ちゃんでは2ヶ月又は半年前後に発生し、乳頭を加えも飲まない・ニヤニヤするパターンです。
「遊び飲み」が始まると必要なミルク量が補う事が出来ずお母さんは一工夫が必要になり、部屋を薄暗くしたり、静かな状態にしたりと必要なミルク量が補えなければ、体重・身長への影響が発生し、授乳の回数が増え、お母さんの負担が増す事になります。
お母さん一人では無くお父さんをうまく使い、初めての育児を親子で楽しんで下さい。