ほうれい線解消効果とアンチエイジング効果
ほうれい線は笑う時に出来る鼻の脇から口元へ走る2本のしわの事で、医学用語では鼻唇溝(びしんこう)と呼び、ケアーをせずそのままにしておくと年齢を重ねる事に目立つ様になりますが、しっかりケアーをすると、目立たなくなり二重あごの解消にも効果が有ります。
ほうれい線とアンチエイジングは密接な関係が有り、アンチエイジングとはお肌の老化を抑える効果と有り、ほうれい線の修正とお肌の老化を防ぐ事により、若々しいお肌を取り戻しましょう。
【ほうれい線とは?】ほうれい線の深さが問題 - ほうれい線ゼロ
ほうれい線は長年の刻み込まれにより深くなる
コラーゲンを作る力が弱まり真皮を構成するコラーゲン繊維の減少と共に真皮にまで刻む深いしわが出来て、見た目年齢を左右するほうれい線は年月の積み重ねにより深さが増してきます。
笑いジワと言われている、ほうれい線を目立たなくする方法が有り、睡眠中に肌が生まれ変わる時間帯が、ターンオーバー(新陳代謝)と呼ばれ、午後10時~午前2時位が活発に、ターンオーバーが働き皮膚の細胞が生まれ変わり、コラーゲンやヒアルロン酸が形成されます。しっかりメイクを落としスキンケアー後十分な睡眠を取ることが肌細胞の再生に最適です。
ベロ回し体操の効果
ほうれい線は別名・笑いジワと言い毎日のスキンケアーの中に、ベロ回し体操を取り入れ普段あまり使われていない、ほほの筋肉を鍛え、ほうれい線を目立たなくしましょう。
ベロ回し方法と4つの美肌効果。
その一、ほうれい線が薄くなる効果
口の中のベロを右回りに20回・左回りに20回 合計40回ぐるぐる回す事により、口内の筋肉が鍛えられ、血行促進と合わせてほうれい線効果か期待出来ます。
その二、二重アゴの解消
筋肉の血行促進が有り、ベロ回しの間に、上アゴの歯茎を20秒位力いっぱいに押すと二重アゴ解消の効果が見られます。
その三、シミ解消効果が有ります
ベロ回しは、血行促進効果の副産物として、シミ解消効果があります。
その四、口臭予防効果が有る
ベロ回し体操は、大量の唾液が出るので口臭予防・歯周菌予防の効果が有り、口の中を強くグルグル回す事により、口の周りの普段あまり使われていない筋肉が強制的に動くので、頭痛の改善にも効果が有ります。
舌を口の中で、強めにグルグル回しながら、上アゴの歯茎を舌で強く押す事により、ほうれい線・二重アゴ・シミ・口臭・頭痛等の緩和が出来てしまいます。試しに、やって見て下さい。
肌弾力・ハリを回復しほうれい線を薄くしましょう。
肌の弾力を作っているのは、皮膚の真皮の層であり、真皮は繊維と繊維のすき間を満たす基質で、基質は80%位が水分から出来ています。繊維はコラーゲンとコラーゲンを支えるエラスチンより作られています。肌のみずみずしさを作っているのは気質の水分で有り、水分を体内に保つ役割をしているのがヒアルロン酸です。
肌のハリ・弾力を保つために必要な成分は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸となり、ほうれい線解消にはこれらの成分をしっかりとる事が大切です。
加齢による皮膚の乾燥に対する保湿成分の減少、セラミド・天然保湿成分の減少による、角質層の水分保持機能の低下も、ほうれい線の発生要因になります。
外部より効率よくコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などを補給し、うるおいの有る素肌を保持する様努めましょう
肌弾力の元・エラスチンの摂取方法
エラスチンはコラーゲンを支えている成分で、エラスチンが減少してくると、コラーゲンの肌を支える働きが低下し、肌の弾力・ハリが失われてしまいます。
肌の弾力を支えるコラーゲンを裏で支えるエラスチンは大事な裏方になり、エラスチンの減少を補う事が、ほうれい線の減少・肌のハリを整える為に必要な作業となります。
エラスチンの摂取方法は二つの方法が有り、食品から摂取とサプリメントからの摂取が有ります。
食品からの摂取~エラスチンは20歳を境に体内にて生成される量が減少し、食品からの摂取方法に頼る事になり、牛スジ・手羽先・軟骨・魚の皮の部分等が有ります。
サプリメントからの摂取~カツオ・タラ等の魚類から作られ、エラスチン・ヒアルロン酸・コラーゲンなどを含むサプリが有り、3大成分を摂取する事でほうれい線・肌のハリを良くする効果が期待出来ます。サプリメントの摂取は就寝前が効果的なので、意識し就寝前摂取を実施いたしましょう。
年代別のほうれい線ケアー
10代
10代の肌は皮脂の分泌が盛んで、ニキビ・肌乾燥に悩まされている女子が多い様で、アゴの大きさも小さく、ほうれい線が出来やすい骨格をしています。表情筋を鍛えるために沢山笑い、表情筋を動かすベロ回し体操を積極的に行い、しっかり保湿を心掛けましょう。
20代
最も多いのは、肌の乾燥による、たるみが原因で、ほうれい線が発生する事です。意識し肌にうるおいを与え保湿と合わせて表情筋のトレーニングでもある、ベロ回し体操を意識して行い肌のたるみ防止に努めましょう。
30代
お肌の悩みの原因は、表情筋の衰えによるものが多いです。ベロ回し体操を積極的に行い、普段の生活では、なかなか鍛える事が難しい表情筋を直接鍛え、お肌のたるみを改善しほうれい線・小じわを軽減し又、お肌の乾燥防止の為の保湿をしっかり行いましょう。
40代
コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチン等が減少している年代の為、サプリメントを活用し補うと同時に、保湿・基本的なスキンケアーの見直し、ベロ回し体操による表情筋のトレーニング・マッサージを実施してほうれい線の出来づらい環境を作りましょう。
たるみが原因のほうれい線の対処方法
むくみが原因の場合は、顔のリンパの流れが滞り、皮膚の下に水分が溜まると重さで、皮膚のたるみが起こります。対処方法は「ツボ押し運動」による効果が有効です。
◆下唇のすぐ下の部分を人指し指で押し3カウント数える
◆口角を人指し指で押し、3カウント数える
◆鼻下・小鼻の脇・頬骨に沿って耳の前まで人指し指を使い押していく
この運動は、リンパの流れを良くする運動です。
アンチエイジング(老化に対抗する)効果
アンチエイジング効果は、活性酸素が増えコラーゲンが減少し、ターンオーバー(皮膚の細胞が再編成後、コラーゲンやヒアルロン酸が形成される)が乱れやすくなる事を防ぐ効果です。
活性酸素は本来、外部からの刺激に対し、抵抗する大事な働きをしますが、食生活の乱れにより、大量に増えてしまうと、健康な細胞まで破壊していまい結果として、肌水分が減り乾燥肌が進み、シワやたるみが発生してしまいます。
老化は誰にでも起こる現象です。活性酸素の増加を抑え健康な細胞を取り戻す事が、アンチエイジングの目的です。
アンチエイジングには、野菜・果実を摂取する事により、活性酸素の増加を抑え効率よくターンオーバーを促進する効果があります。
効果的な野菜
野菜には、美肌ケアーには欠かせない、豊富なビタミンが含まれ、体の老化を予防し糖・脂質を分解後エネルギーに変換します。血行が良くなり、張りのある肌を維持でき、酸化による体のサビを取り除く効果が降ります。
・トマト⇒リコピンがあり、ビタミンの100倍の美肌効果があります。
・にんじん⇒老化の原因となる活性酸素の大量発生の抑止効果があります。
・ブロッコリースプラウト⇒ブロッコリーの20倍以上の抗酸化作用で、美肌効果と肝臓に良い効果があります。
・ゴボウ⇒食物繊維が豊富
・春菊⇒鉄分が豊富で、貧血対策・結構促進効果があります。
効果的な果物
豊富なビタミン類が摂取でき、抗酸化作用が高いのですが数時間で排出され体内に留まる時間が短く、こまめに摂取する事が大事です。
・黄色いキウイフルーツ⇒栄養素が多く、ビタミンCが豊富、美肌効果大です。
・ブルーベリー⇒抗酸化作用が高く美肌効果があります
・リンゴ⇒ビタミン効果・加齢臭削減効果があります
・アボガド⇒整腸効果・血液サラサラ効果があり、美肌効果があります
・ラズベリー⇒肌細胞の復元効果があります。
ほうれい線解消効果とアンチイジング効果を合わせて美肌を維持し、全身の老化予防対策に是非取り入れてみてください。